駅のホームのかしわうどん
駅のホームのかしわうどん(ホームの立ち食い)
九州では鳥栖駅と小倉駅の立ち食いうどん、かしわうどんが有名です。電車の待ち時間にサッと食べるうどんは歴史があり、且つおいしいです。
先週、資さんうどんで「かしわうどん」の話になり、小倉駅と鳥栖駅、どちらが古く有名なのかという話になりました。
駅のホームのかしわうどん 鳥栖駅 vs 小倉駅
| 鳥栖駅 | 小倉駅 | |
|---|---|---|
| 駅の特徴 | 九州最初で最古の駅 | 九州の玄関口の駅 |
| 駅 開業 | 1889年 | 1891年 |
| 営業開始 | 1956年 九州で初めての立ち食いうどん店 | 1955年~1964年頃(不明) |
| 店舗 | 中央軒/創業1892年 | ぷらっとぴっと 北九州駅弁当株式会社/1891年 |
| ホーム | 5・6番ホーム | 1・2番ホームと7・8番ホーム |
| 乗継ぎ | 5・6番:鹿児島本線(博多方面、佐賀・長崎方面、熊本・久留米方面) | 1・2番:日豊本線 日田彦山線 鹿児島本線(博多、大分、下関方面) |
| 乗継ぎ | 7・8番:日豊本線 鹿児島本線の特急列車(ソニック、きりしま、にちりん他) | |
| 営業時間 | 7:00-21:00 | 7:00-21:00 |
| うどん | かしわうどん・そば460円 | かしわうどん500円・そば520円 |
| TAKEOUT | 容器代 60円 | 容器代 30円 |
| お土産 | 360円?※ | 450円 |
お土産のうどん360円は値上がりしている可能性があります。
- 容器代:うどんを買って、電車に乗り込むお客のための容器代
店舗(立ち食い)で食べてもいいですし、電車に持ち込んで食べても良い。
- 乗り継ぎ:乗り継ぎの時間にホームでうどんを食べる人もいる
鳥栖駅
かしわうどん

- 九州鉄道の最初の駅の1つ
- 現存する最古の駅
- 鹿児島本線と長崎本線の結節点
鳥栖駅は明治時代に存在した九州の私設鉄道会社、九州鉄道の最初の駅の1つであり、現存する最古の駅です。過去には鹿児島本線や長崎本線を繋ぐ結節点的役割を果たしていました。
昭和31年、九州のホームで初めて立ち食いうどんを提供したのが鳥栖駅です。結節点的役割をしていた鳥栖駅のホームで電車の待ち時間にサッと食べるうどんとして、「おいしい」と有名でした。

小倉駅
かしわうどん

- 九州の玄関口
- 鹿児島本線と日豊本線(大分方面)の結節点
- 7番線8番線は漫画本の表紙になったホーム
小倉駅は九州の玄関口の駅で、本州と九州または、大分・宮崎方面の日豊本線への結節点です。
鹿児島本線と日豊本線の分岐駅ですから、博多駅から大分駅へ向かうソニックに乗ると、小倉駅で先頭車両が反対になります。進行方向が反対になるので、シートの向きを変えるようにアナウンスがあります。初めて乗られる方は乗客の動きにびっくりするかも知れません。

小倉駅の7番8番ホームはクッキングパパの表紙にもなった駅のホームの立ち食いうどん屋があります。

駅のホームのかしわうどん 鳥栖駅か小倉駅か
九州で初めて立ち食いうどんを提供したのは鳥栖駅ですが、かしわうどんの発祥は北九州だと思います。日田のかしわにぎりも有名ですから。でも、どちらのうどんも歴史があり、美味しいです。
九州初で最古の鳥栖駅を見た後に鳥栖駅のかしわうどんを食べ、小倉駅で逆走するソニックに乗り、小倉駅7番、8番ホームのかしわうどんを食べるのもいいかも。(小倉駅到着の直前に先頭車両が変わります)


